紅茶の街ダージリン!
カリンポンから車で4時間、私たちは紅茶の街ダージリンに到着しました。シッキムやカリンポンとは一変、ダージリンの街には外国人観光客が多く、土産物店が軒を連ねています。その殆どの店には紅茶が置いてあり、驚いたことにマカイバリ紅茶がほぼ全ての店に置いてありました。
マカイバリ紅茶の国内向けのパッケージは、緑と黄色。棚の中で黄色マカイバリマークが目立っていました。
昼食をホテルでとり、チベット難民キャンプ、白ヒョウのいる動物園、そして動物園と同じ敷地内にあるヒマラヤ登山研究所を見学しました。登山研究所には歴代のエベレスト登頂者の写真が飾られ、植村直己さんや、女性で最初のエベレスト登頂者・田部井淳子さんの写真も展示されていました。
(今回のツアーを企画して下さったプランニングワールドさんは、田部井さんとの登頂ツアーもされていたそうです)。
この登山研究所では、ヒマラヤ山脈登頂を目指す方への講習会も実施されているそうです。
茶園主ラジャさんとの夕食会
夜は、マカイバリ茶園主ラジャさんとプランターズクラブでの夕食会です。
プランターズクラブは、イギリス植民地時代の英国茶園主たちが集う場所でした。今では、会員制のクラブになっていて、主に茶園主が会員になっている由緒あるクラブです。ラジャさんも会員の一人です。
クラブの中は、天井の高い部屋に暖炉があり、バーやレストラン、宿泊施設やビリヤードルーム、コントラクトブリッジルームが併設されています。
ツアーに参加された方には事前にNHKビデオをお渡ししていたので、皆さんラジャさんの顔は知っていましたが、実際に会ってみると、ラジャさんは人を包み込むような雰囲気を持っている方だ、とおっしゃっていました。そして、テレビの画面に映っていたラジャさんが目の前にいることが信じられないと、皆さん口を揃えておっしゃっていました。
プランターズクラブでのカクテルパーティー、そしてその後の夕食会では、マカイバリジャパンとラジャさんとの出会いの話や、ラジャさんのジョークを交えて会話が弾みました。
遠く離れた日本で、マカイバリ紅茶を飲み、マカイバリのファンになり、そして飛行機とバスを乗り継いで12人もの日本人がラジャさんに会いにきてくれた。いつか日本のマカイバリファンの方とダージリンでお会いしたい、というラジャさんの長年の夢がかなった夜でした。
朝日に染まるヒマラヤ山脈
昨晩、ラジャさんと別れたのが夜の1時頃。次の日、私たちはタイガーヒルという展望台から朝日に染まるヒマラヤ山脈を眺めるために、なんと朝の3時半にホテルを出発したのです。
タイガーヒルから眺めるヒマラヤの光景はあまりにも有名で、シーズン中は、山頂下まで車が列をなしてしまうそうです。それは大変、と言うことで、まだ星が一面に輝く朝3時半、私たちはジープを連ねて、タイガーヒルの丘に登りました。
私たちが通された展望台は、V.I.Pルームと呼ばれる部屋で、40ルピー(約100円)を払った先着50人ほどが入れるソファー付きの部屋です。殆どの人たちは、下記の写真のように外でヒマラヤを眺めます。
日の出の時刻は5時25分。暗闇の空から金色に輝いた太陽がすーっと現れると、大きな歓声が沸き起こり、一斉にシャッターの音が響きました。
空は刻一刻と色を変え、金色から水色に変化していきます。世界のヒマラヤ山脈から昇る太陽は、贅沢なほどに美しい。眼前に広がる大パノラマを、私たちは心ゆくまで楽しみました。
トイトレイン乗車体験
お昼には、1999年にユネスコ世界文化遺産に登録された蒸気機関車トイトレインに乗車しました。
トイトレインは1881年にシリグリ〜ダージリン間が開通し、今なお、人や物流の交通手段として活躍しています。狭い山道をゆっくりと静かに煙りを揚げながら走るトイトレインの車窓からは、ヒマラヤ山脈が一望できます。日本からは、このトイトレインの写真を撮るための10日間のツアーも組まれているほど、鉄道好きの方には人気のある蒸気機関車なのだそうです。
マカイバリ茶園のある街、クルセオンへ
夕方、ダージリンから2時間かえてクルセオンの街に移動しました。マカイバリ茶園があるこのクルセオンは、良質なお茶を生産するお茶園が集まっている街です。そして、昨年白内障キャンプを行った国立クルセオン病院もこの街にあります。
マカイバリ茶園エコツアーのハイライトでもあるマカイバリ茶園訪問。いよいよ明日実現します。
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