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インド駐在ブログ
ニューデリー駐在員から届く
インドの「今」

 

 

ラジャ・バナジー氏が2009年5月12日から24日まで訪日しました。
フェアトレード生産者の代表として、
フェアトレード・ラベル・ジャパン様より招待を受けての来日でした。



 ラジャ・バナジー氏が5月15日、17日に東京の広尾にある「JICA地球ひろば」にて講演会を行いました。講演内容は『フェアトレード生産者から学ぶ持続可能な世界とは?』。2日間で約210人の方が講演会にご参加くださいました。

 マカイバリ茶園は1994年にドイツに本部をおくFLO(Fairtrade Labelling Organization)にフェアトレード生産者として登録しています。マカイバリ茶園ではすでにフェアトレードの生産者としての基準になること(ジョイントボディや環境を配慮した農法など)を当時すでに行っており、現在のフェアトレード生産者の基準は、マカイバリ茶園からも採用されています。

フェアトレードとは
講演記録

日本語訳 English


ラジャ氏の日本滞在記


講演会
「フェアトレード生産者から学ぶ 持続可能な世界とは?」


主催 特活)フェアトレード・ラベル・ジャパン

共催 有)マカイバリジャパン

後援 社)日本セルフ・サービス協会

助成 東京ガス環境おうえん基金




マカイバリ茶園は、1994年、ドイツ・ボンに本部を置くFLO
(Fairtrade Labelling Organizations Internationl)に
フェアトレード生産者として加盟しました。

マカイバリジャパンでは、マカイバリ茶園の紅茶はすべて前払いで購入し、
売り上げの一部(奨励金)を、茶園のコミュニティーの口座に直接入金します。

マカイバリ茶園ではフェアトレードによるプレミアムをこのように使っています。

茶園に2つある政府系の小学校は、フェアトレードによる奨励金で建てられました。教育費と教材費も奨励金でまかなわれます。また、子どもたちが将来の選択肢を広げられるように、コンピューター教室も開きました。

マカイバリ茶園では、牛からさまざまな副収入を得ることができます。牛糞はバイオガスや堆肥に活用され、ミルクは高値で売ることができるのです。茶園の人々にとって大切な牛を買う際、フェアトレードによる奨励金から、無担保・無利子または低利子(マイクロクレジット)でお金を借りることができます。

お母さんが安心して茶摘みに専念できるように、と茶畑のそばには、フェアトレードによる奨励金で建てられた託児所があります。無料で利用できるこの託児所システムは、茶園で働く女性の声から生まれました。

フェアトレードによる奨励金で建てられた茶園内の診療所では、無料で診療を受けることができます。必要な薬や、子どもたちの予防接種などもすべて無料です。



マカイバリ茶園主
スワラージ・クマール・バナジー
Swaraj Kumar Banerjee

1947年インド・マカイバリ茶園に生まれる。イギリスの大学を卒業後、茶園の人々の優しさに触れ、茶園を継ぐことを決意する。1972年よりマカイバリ茶園4代目茶園主として、茶園で働いている人の生活保障を第一に考えながら、約670ヘクタールの敷地全体を自然との調和を理念のもと、化学肥料を一切使用しない茶栽培を始める。
1987年よりシュタイナーのバイオダイナミック農法を開始し、1993年にはディメーター社より世界の紅茶として第1号のバイオダイナミック農法認定を取得、2001年には日本に輸入される紅茶として第1号の有機JAS認定を取得する。2002年には、インド国政府より、素晴らしい個人的業績と国家に対する顕著な奉仕をした者に与えられる「ラシュトリヤ・ラタン賞」を授与された。
彼の取り組みは世界中の環境団体、NGO団体そして国連機関から注目を浴び、毎年世界各国で講演活動を行っている。