ニューデリー駐在員から届く インドの「今」
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数々の物語をつくってきた「ダージリン白内障キャンプ」が2006年も行われました。皆様からの多くの支援を受け、お陰様で今回で4回目を迎えることとなりました。マカイバリ紅茶のファンでいらっしゃる埼玉医科大学眼科学教室 主任教授・米谷 新先生、国立カーシオン病院のスタッフの皆様、私どもの活動に協賛くださった14社の企業の皆様、そしてマカイバリ茶園のファンの皆様には、心からの感謝を申し上げます。 4回目を迎えた2006年。米谷先生の手術を受けた患者さんの数は、今回で102人(103眼)を超えることとなりました。山間部のダージリンでは電力事情も、通信事情も都市部とは異なり、毎回必ず思いもよらないハプニングを引き起こしていました。しかし、手術を受けた患者さんは全員、手術が成功しており、これも米谷先生の高い技術と強い精神力のお陰だと感じております。 また、当初の目的であった「技術移転」も前回から徐々に実現しております。国立カーシオン病院の眼科医師・ゴッシュ先生は、2005年9月に日本アルコン社の皆様のご好意で、日本で研修を受ける機会に恵まれました。ゴッシュ先生がこのダージリンの地で、体に負担の少ない超音波器械を使用した手術を現地の人に提供できる日が近づいていることを、私どもは願っています。 今回も白内障キャンプ期間中、コルカタのアルコン社から技術スタッフが国立カーシオン病院に派遣されました。日本側だけでなく、インド側からも強力なるサポートを受ける機会に恵まれ、この白内障キャンプが多くの皆様のお力添えの上で成り立っていることを強く実感しております。
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