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懸け橋プロジェクトトップ > 第7回ダージリン白内障キャンプ

ダージリン 白内障キャンプダージリン 白内障キャンプ

米谷新先生と
15社の企業の皆様のご協力により、
第7回ダージリン白内障キャンプが
無事に終了いたしました。
米谷新 米谷新先生
よねや・しん
埼玉医科大学病院
アイセンター
教授・センター長
今回は26人の方の手術を終えましたので、第1回から総計しますと合計171人の皆様の手術を成功させてきました。
手術を受けた患者さん方は、手術後新しい人生が開け、その後のいろいろな日々の物語を米谷先生に感謝とともに伝えてくださいます。そのお話しは米谷先生にとられても励みになり、最近の日本では忘れられている面でもあり、医者としての原点と重みを実感されたキャンプでもありました。
米谷先生が過去10年間でインド・ダージリンの山の中のカーシオン国立病院で合計7回の白内障キャンプを、最新医療機器・最高の技術で実施なさったことにより、いくつかの成果がみられるようになりました。
白内障キャンプの成果
第1回から参加くださっている眼科医ゴッシュ先生が、3年前から仲間を募って自らボランティアでアイキャンプを組織して村々に出かけて行き、村人の目のチェックをし、簡単な薬を処方しています。米谷先生のボランティアの精神を受け継ぎ、実行しています。
カーシオン病院内は年々整理整頓がよくなされるようになり、掃除が行き届くようになってきています。
近隣の3ヵ所の病院で白内障超音波乳化吸引装置を使用した、最新の白内障手術ができる環境になってきています。
キャンプ終了の決断
米谷先生ご自身は、大学病院の定年退職を2年後に控えている事情と、ある程度ご自分の役割を終える時期にきていると判断をされて、今回を最後のキャンプと決断されました。手術後、すべての残りの資材をカーシオン病院に寄付してまいりました。
役割分担
米谷先生:日本で資材を準備なさり、現地で自ら手術。
マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏:現地ダージリンで病院側との交渉。及び、米谷先生や私たちの受け入れ、手術が成功するように奥様のシュリパさんとともに組織力と行動力と現地での有力者であるラジャ・バナジー氏の大きな力を発揮してキャンプ成功の鍵として貢献。
マカイバリジャパン:米谷先生とマカイバリ茶園主とダージリンをつなぐ役目。及び、事務処理そのほかの雑用。ダージリンでは米谷先生の手術手伝いと裏方仕事。
金銭面
すべて各自個人負担。米谷先生は団体や国からの寄付を受けることを嫌われました。理由はマハラジャ手術と銘打って、最高の手術をするために最高の資材を企業より寄付していただき、手術を実行してきました。(たとえば眼内レンズ1個約15万円など)。ところが政府関係や団体から現金寄付をいただくと手術内容に制約ができることと、キャンプ後にレポートを提出しなければならないのが煩わしいとの理由で、現金寄付を一切いただきませんでした。マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏も私どもも米谷先生の理念に共鳴し、実施してきました。
カーシオン病院との交流
2003年から始まったダージリン白内障キャンプも、回を重ねるごとにカーシオ病院スタッフの方々と心の繋がりが深くなり、患者さんとの交流も増えてきました。看護師さんたちは転勤がないので、毎回同じ看護師さんにお会いしてきましたので、家族のような親しい関係になりました。
手術中は常に待機して、消毒面でのサポートや患者さんのケアなど、プロの看護師としてのきめ細かいケアを笑顔でしてくださいました。夜中まで手術がのびても気持ち良く対応してくれました。昼食は米谷先生がお好きなメニューのモモ(餃子のような食べ物)と焼きそばと鶏ガラでだしをとった野菜入りスープを準備してくださいました。ミルクティーは頃合いを見計らって出してくださいました。このお食事も今回で最後になるのかしらと思うと、お互いに少し感傷的になりました。
 
ダージリン 白内障キャンプ 米谷新
ダージリン 白内障キャンプ 米谷新
ダージリン 白内障キャンプ 米谷新



ご協力いただいた企業の皆様
(順不同)
私どもが継続してこのような活動を7回まで続けてこられましたのも、15社の企業の皆様、そして応援してくださる皆様のお陰です。


2004年第1回白内障キャンプの時に寄付いただいた、手術用大型顕微鏡と白内障超音波乳化吸引装置、2008年に新たに寄付いただいた細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)、A,Bモード超音波検査装置2台、空気眼圧計は、白内障キャンプ時以外でもカーシオン病院の日々の医療で活躍してきました。また、眼内レンズや薬品、手術用品も、大切に活用されてきました。

マカイバリ茶園、マカイバリジャパン一同、心より感謝申し上げます。


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